logo 高級食材の乾燥「ツバメの巣」はどう戻す?美容効果が期待できるツバメの巣の調理法をご紹介

ツバメの巣は乾燥したものが食材として販売されています。日本ではあまりなじみがないため、「どう料理するの?」と思っている方も多いのではないでしょうか。本記事では、ツバメの巣の戻し方と調理方法、おすすめの取り入れ方をわかりやすく紹介します。

乾燥ツバメの巣の戻し方

市販されているツバメの巣は多くが乾燥したものです。慣れない食材を扱うのはハードルが高く感じるかもしれませんが、実は意外と簡単に調理ができます。乾燥している状態からの戻し方がわかればさまざまな料理に活用できるので、まずは戻し方をしっかりと覚えましょう。

巣に対してお水はヒタヒタに

ツバメの巣は水に浸けるだけで戻すことができます。ツバメの巣をボウルに入れたら、あとは水に浸すだけでOK。

水の量の目安はツバメの巣1つに対して水200cc程度ですが、ツバメの巣全体が水に浸かるぐらいのひたひたになる量、と覚えておくとよいでしょう。

巣の状態(色)によって2時間〜12時間程度浸す

ツバメの巣は主に白、黄色、赤の3種類があります。色が違うのは、ツバメの巣はツバメの唾液から作られているため、ツバメが食べたものによって含有する成分が異なるからです。

ツバメの巣を水に浸しておく時間は、巣の色によって異なります。もっとも早く戻せるのは白い巣です。水に浸けておく時間は2時間程度なので、急ぐ場合は白い巣を選ぶとよいでしょう。黄色は白より少し長く約4時間、赤はぐっと時間が長くなって12時間程度水に浸けておく必要があります。途中で2回ほど水を新しいものに替えるのも忘れないようにしましょう。

羽根やゴミが気になったら取り除く

ツバメの巣はツバメが時間をかけて唾液で紡いだものです。巣には羽根やゴミ、ホコリ、異物などが混入していることがあるため、ピンセットなどを使ってきれいに取り除きましょう。異物が残っていると食感をそこなうため、少々手間がかかりますが、手を抜かないようにしましょう。

網目の細かいザルにあげて流水ですすぐ

戻し終わると、乾燥状態の約5倍の大きさになります。最後に網目の細かなザルにとって、流水で丁寧にすすいでください。このとき、巣の繊維の隙間に羽根などの異物を発見することがあるので、再度丁寧に取り除きます。

ツバメの巣はどう調理する?

ツバメの巣を戻し終わったら、毎日少しずつ取り入れてみましょう。ここでは、簡単に作れるメニューを2つ紹介します。

氷砂糖でシロップ煮に

シロップ煮は保存しやすく、飲み物やアイスクリーム、ヨーグルトなどとも相性が良いので、ひとつ作っておくと重宝します。

材料

  • 戻したツバメの巣……1つ分
  • 水……200cc程度
  • 氷砂糖……お好みで適量

作り方

  1. ツバメの巣を粗くほぐす。
  2. 蒸し碗などの耐熱性のある蓋つき茶碗にツバメの巣を入れる。
  3. ひたひたになるまで水を注ぐ。
  4. 氷砂糖を入れて蓋をする。
  5. ツバメの巣が入った器を鍋に入れる。
  6. 鍋に器の半分の高さまで水を入れて、火にかける。
  7. 沸騰したら、中火~弱火でとろみが出るまで煮込んで完成。

煮込む時間は、白が30分、黄色が40分、赤が90分程度が目安です。このままでも食べられますが、保存する場合は、密封容器に入れて冷蔵庫で1週間~10日ほどもちます。鍋の中に器を入れて煮込むため、栄養を損なわずに作れるというメリットもあります。

鶏出汁で炊いてスープに

ツバメの巣独特のゼリーのような食感が楽しめるスープです。スープとして飲んでも美味しいですが、麺やワンタンなどを入れても美味しくいただけますよ。

材料

  • 鶏清湯(中華だし)……1リットル
  • 戻したツバメの巣……1つ分
  • 加熱済みの鶏ささみ……適量
  • 金華ハム……適量
  • 塩……10g
  • 卵白……2個分
  • 白胡椒……適量
  • 水溶き片栗粉……適量

作り方

  1. 戻したツバメの巣を5分ほど下茹でして水気を切っておく。
  2. 卵白を泡立てる。
  3. 鶏清湯にツバメの巣と金華ハムを入れて5分煮込む。
  4. 塩・胡椒を入れる。
  5. 水溶き片栗粉を回しながら入れる。
  6. とろみがついたら鶏ささみを入れて出来上がり。

お好みで醤油や香味油を入れても美味しいですし、具材をトッピングしてバリエーションを楽しめるスープです。

食べると良いと言われている時間帯

美容や健康に良いツバメの巣は貴重な高級食材です。吸収しやすい時間帯を選んで、効率的に摂取しましょう。おすすめのタイミングは以下の通りです。

食後の1時間〜2時間前後

ツバメの巣は毎日定期的に摂取するのが理想です。「毎日夕食後」などのように習慣にすれば、忘れにくくなります。ただし、もっとも吸収しやすいのは空腹時といわれています。食事の直後は避けて、なるべく食後1~2時間後に摂取しましょう。

寝る前もおすすめ

ツバメの巣の本場・中国では、夜11時から午前1時までは陰陽の気が交わる時間帯と考えられており、貴重な栄養も吸収しやすくなります。入眠前に摂取すると、睡眠中に栄養が体内に行き渡ります。

朝晩の空腹時が効果的

朝食前、もしくは夕食前の空腹時がおすすめです。子どもや高齢者の健康維持にも役立つので、家族そろってツバメの巣を取り入れるのもよいでしょう。

ツバメの巣の効果

ツバメの巣は、健康にも美容にも良い優れた食品です。とくに注目したいのは、「免疫力を高める効果」と「美容効果」です。

免疫力を高める

ツバメの巣には、「シアル酸」という成分が含まれています。シアル酸には、体内に侵入し病原体と結びついて感染を防いだり、免疫細胞に異物の排除をする指令を出したりする働きがあります。インフルエンザ予防にもシアル酸が効果的であるとの報告もあり、ツバメの巣にはさまざまな感染症から体を守る免疫力向上効果が期待されています。

美容効果にも期待

ツバメの巣は、乾燥をはじめ、アトピー性皮膚炎の改善や傷の修復効果、肌の免疫力アップなどにも効果が期待できます。ツバメの巣エキスを配合した健康食品や化粧品も登場しているため、取り入れてみてはいかがでしょうか。

最近ではツバメの巣エキスが配合されたサプリメントやゼリー、化粧品なども登場しており、比較的気軽にツバメの巣を取り入れることができるようになっています。ご興味のある方は試してみてください。

ツバメの巣の効果の詳細はこちら
https://tsubame-lab.jp/effect-efficacy/700.html

美容・健康効果が期待できるツバメの巣をぜひ!

ツバメの巣は乾燥した状態で販売されているので、調理が難しいのでは、と思ってしまうかもしれませんが、実は案外かんたんに取り入れることができます。初めての方は、まずは水に浸けて戻すことから始めてみましょう。上手く戻せたら、あとはスープやお粥、デザートなど、さまざまな料理に応用できますよ。美容にも健康にもよいツバメの巣を、ぜひレパートリーに加えてみてくださいね。

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