logo 母乳に含まれるシアル酸とは?粉ミルクにはシアル酸が含まれる?

母乳には、乳児の発育に必要なシアル酸という成分が含まれています。では、シアル酸とはどのような成分なのでしょうか。本記事では、母乳に含まれるシアル酸について解説します。

母乳に含まれるシアル酸とは?

母乳に含まれるシアル酸は、乳幼児の脳の発育や免疫の向上など、赤ちゃんを守り、成長をサポートするのに欠かせない存在でもあります。詳しく見ていきましょう。

生きるために重要な働きを持つ糖の一種

参照 https://tsubame-lab.jp/01

シアル酸は、生きるために必須の成分だと考えられています。

シアル酸は糖の一種であり、糖鎖を構成する物質の一つです。糖鎖は免疫などの生命活動に関わる重要な存在で、細胞の中や表面に多く存在しています。

糖鎖は文字通り鎖状になっており、その先端に存在するのがシアル酸です。そのため、シアル酸が別の細胞との情報伝達において重要な役割を担っています。

母乳に含まれるシアル酸の効果

シアル酸は人間の全身に存在しており、細胞の中や表面以外に、唾液や母乳にも含まれています。

母乳には、ガングリオシドやシアリルラクトースといった「シアル酸化合物」の形で含まれています。これらの濃度は、産後すぐに出る初乳が最も高く、出産から時間が経つごとに低くなっていくことが分かっており、だいたい出産後10日目までの含有量が特に多いとされています。

そして、母乳に含まれるシアル酸化合物は、赤ちゃんの未発達な免疫機能を補う役割を果たしていると考えられています。具体的には、赤ちゃんの口の中やのど、消化管などでウイルスや細菌が細胞に付着することを防ぎ、感染を防ぐメカニズムであることが予想されています。

さらに、シアル酸は認知機能の発達にも効果が期待できます。シアル酸は脳や神経にも多く存在するのですが、その量が乳児期に増えるとされているのです。そのため、シアル酸が脳や神経の形成や発達に関与すると考えられており、実際に、シアル酸化合物を強化したミルクを生後半年までの赤ちゃんに与えたところ、認知機能が発達したとの結果が出ています。

牛乳や粉ミルクにもシアル酸が含まれる

人間の母乳にシアル酸が含まれるように、牛乳にもシアル酸は含まれています。そして、人間と同様、牛も初乳のほうが含有量が多いとされています。含有量は、通常の牛乳が0.2 mg/mLであるのに対し、初乳は0.3〜1.5mg/mL程度とのこと。

なお、放牧した牛の牛乳のほうが、シアル酸の濃度が高くなるという研究結果も存在します。

また、赤ちゃん用の粉ミルクにもシアル酸が含まれているものがあります。母乳があまり出ないというお母さんは心配になるかもしれませんが、粉ミルクにもシアル酸がしっかり含まれているので、安心してくださいね。

母乳のために取り入れたいシアル酸配合のサプリメント

シアル酸は牛乳のほかに、卵にも含まれています。しかし、いずれも含有量はそこまで多くないため、食べ物からシアル酸をたっぷりと摂取することは難しいでしょう。

そこで、シアル酸を取り入れたいときは、サプリメントの利用を考えてみてはいかがでしょうか。ここでは、アナツバメの巣エキスやローヤルゼリーを配合したサプリメント・健康食品について解説します。

アナツバメの巣エキスを配合した美容ゼリーやサプリメント

食べ物の中で、シアル酸の含有量が特に多いのがアナツバメの巣。中華料理の高級食材として知られるツバメの巣のことです。古くから漢方や薬膳料理に用いられてきたという歴史を持ちます。

ツバメの巣にはシアル酸以外にも、EGFといった美容に嬉しい成分が含まれています。EGFは肌のターンオーバーを整えるなどの役割があり、EGFが年齢とともに減少するために、加齢による肌トラブルが生じると考えられています。

アナツバメの巣のエキスを配合した美容ゼリーやサプリメントは、ツバメの巣の成分だけでなく、他にも美容成分が含まれていることが多いため、興味のある方は取り入れてみてください。

ローヤルゼリーを配合した健康食品

働き蜂の分泌物であるローヤルゼリーは、女王蜂だけが食べ続けることができる特別なもの。ここにもシアル酸は含まれています。含有量はツバメの巣の約200分の1ですが、それでも他の食べ物に比べれば多くのシアル酸が含まれています。

ローヤルゼリーにも免疫力アップや美肌効果が期待でき、健康食品としてもメジャーなものなので、試してみてはいかがでしょうか。

授乳中にサプリメントを取り入れるときの注意点

授乳中には飲まないほうがよいサプリメントもあるため、製品の注意書きを確認しましょう。また、「授乳中は飲めません」といった記載がなくても、サプリメントを取り入れる前に、かかりつけ医などに相談することをおすすめします。

母乳に含まれるシアル酸は乳児の発育に重要な成分

シアル酸は細胞の情報伝達や免疫機能に関与し、生きるために必須の成分だと言われています。母乳にはシアル酸が含まれており、赤ちゃんの未発達な免疫機能を補う役割を果たしていると考えられています。

さらに、シアル酸によって認知機能の発達にもよい効果が期待されています。

シアル酸は粉ミルクにも含まれているほか、シアル酸配合のサプリメントや健康食品もあるので、気になるお母さんはぜひ取り入れてみてください。

アナツバメの巣の活用事例

シアル酸は、食材の中でアナツバメの巣に最も含まれています。

しかし、アナツバメの巣には人工的に作られた「養殖」や化学薬品を混ぜた「偽物」が市場に多く流通しています。

シアル酸を安全に取るためには、大自然の中でつくられた「天然」のアナツバメの巣を選ぶことが重要ですが、天然物を手に入れることは非常に困難です。

そのため、天然物を使っていることが保証されたサプリメントを利用したり、肌への効果を期待する場合はコスメなどを利用したりするのがおすすめです。